日本は観光を中心としたビジネスを推進する必要がある
日本の経済はどちらかというと勢いを失っているように感じられることがあります。
産業構造なども大きく変わってきていて、以前のようにたくさんの働き口があり、物がたくさん売れるような時代ではなくなってきています。
新しい経済活動にシフトしていかないと、世界から取り残されていくという事にもなりかねません。
そこで注目したいのが、観光を中心としたビジネスです。
日本には様々な観光資源があり、海外から訪れる方も多くなっています。
買い物を目的にとして訪れるという外国人も多くなっていて、様々な産業に大きな影響を与えていくことになるのです。
観光に訪れた方は、買い物をしたり、食事をしたり、宿泊をしたりという形で様々な経済効果を生み出していきます。
どれだけ観光に置いて魅力的なコンテンツを提供できるかということが、今後の日本全体の発展へとつながっていくということが出来ます。
しかし、既存の観光資源だけでは今後さらに大きく伸びを見せるという事は考えにくいものです。
そのため、新しい方向性で観光資源を作り出していくということが必要となってきます。
そのような場面で期待されているのがカジノです。
カジノ法案も通過し日本でもIRができる日も近い
海外ではカジノを中心とした観光地というものがあり、そこに多くの人が集まり、多大な経済効果を生み出しています。
裕福な大人の方が多く訪れるという事もあり、影響力は大きくなるといえるでしょう。
日本ではこれまでそういった形での観光地化、町おこしといったものはされてきませんでしたが、整備のための法律などが整えられてきているため、近い将来実際に行われる可能性も生まれてきています。
身近にこうしたものができるかもしれないという事は、私たち自身も考えておきたい問題です。
うまくそれにかかわっていくことが出来れば、新しいビジネスなども生まれてくる可能性があります。
カジノを中心とした場での仕事というものも増えてきますし、起業する場合でも、雇われる場合でも無関係とは言えない状況になっていきます。
このような流れをうまくつかんで、自分にとってより有利な形に勧めていくことが出来るようにするために、今後の設置や運営などの情報にも意識を向けていくようにしたいものです。
暴力団とのつながりや治安の悪化は懸念材料に・・・
しかし、カジノについてはメリットばかりがあるわけではありません。
お金をかけて行う事ですから、それにまつわるトラブルなども多くなってきます。
暴力的な組織とのつながりも深いものですし、そういった影響力をどう排除していくのかという事も考えていかなくてはいけません。
いくら大規模なものを設置したといっても、危険性が高くなれば多くの人が訪れるという事はしにくくなっていきますし、幅広い人が訪れ無くなれば経済効果の波及という点でも大きなマイナスになってしまいます。
近隣住民としては治安の悪化なども心配になるでしょう。
日本人だけではなく、世界から観光客を呼び込むという事であればなおさら、国内では管理しきれない部分というものも出てきてしまうのです。
そういった部分は考えて、実際に設置するまでに問題の解決につながる対策を出していかなくてはならないでしょう。
そうは言っても、やはりこれからの経済を支えていく重要な役割を期待できるだけのものがカジノにはあるといえます。
多くの人がこの点に注目して、議論をしていくということが必要になるでしょう。
なんとなくできてしまってから問題が発生しても、多額の費用が掛かっていればやめることは難しいものです。
考えず関わらずに過ごせる状況ではなくなってきています。
関係者だけではなく、国民全体が自分に近い問題として、このことを考え、どのように進めていくかという事を話し合うべき時が来ています。